カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のスポルチ・レシフェは、今冬にもブラジル人FWミカエル(22)は、Jリーグクラブへの移籍が噂されている。その中、スポルチの専門メディア『Eu Pratico Sport TV』は今月4日、とあるポルトガル国内クラブを移籍先候補にあげている。
ミカエルはスポルチ・レシフェの下部組織在籍時に2度レンタル移籍した後、昨年10月にトップチームへ昇格。昨季はリーグ戦で14試合に出場しているほか、トップチームのデビュー戦でゴールをマーク。そして今季はリーグ戦でここまで14試合に先発出場、9試合で途中出場して3ゴールをあげているほか、カンピオナート・ペルナンブカーノ(ペルナンブーコ州主催のリーグ戦)では6試合に先発出場して5ゴールをマークするなど、チームの準優勝に大きく貢献している。
ミカエルはスポルチとの契約を2023年12月まで残している。しかし、ミカエルの去就を巡っては、同選手の代理人が今週にメディアインタビューに応じた際、日本と欧州のクラブからコンタクトがあったことやすでに複数クラブのスカウト陣が公式戦の視察に訪れていることを明かしている。
その中、『Eu Pratico Sport TV』の報道によると、ポルトガルの小規模なクラブが同選手に関心を寄せている模様。また、ミカエルは今夏にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセ移籍に迫っていたが、ポルトガル国内の移籍市場最終日までに取引をまとめることができず、破談に終わっていたとのこと。そのポルティモネンセは、今のところ同選手獲得に再挑戦することはないようだ。
なお、ミカエルの獲得に乗り出しているJリーグのクラブ名は現時点で明らかになっていない。現在22歳と将来性豊かなストライカーの去就に引き続き注目が集まる。
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