セリエA フィオレンティーナ

フィオレンティーナ会長、セルビア代表FWとの契約延長交渉破談を明かす…マンCらが関心

ドゥシャン・ブラホビッチ 写真提供: Gettyimages

 フィオレンティーナが、セルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチ(21)との契約延長交渉が破談に終わったようだ。クラブ公式サイトが伝えた。

 190cmと大型ながら、足元の技術を兼ね備えているブラホビッチは2018年夏にセルビアのパルチザンからフィオレンティーナ入り。昨季のセリエA37試合に出場して21ゴールを記録してブレイクを果たすと、今季もここまで公式戦7試合に出場して4ゴールの数字を収めている。

 そんなブラホビッチには今夏、マンチェスター・シティやアトレティコ・マドリードなど複数クラブからの関心が取り沙汰されたが、最終的にフィオレンティーナへ残留。そのなかで、フィオレンティーナは2023年夏に失効する現行契約を巡って、クラブ史上最高額の新契約オファーを提示していたものの、破談に終わったことをロッコ・コンミッソ会長が明かした。

 「ここ数日議題に上がっていたドゥシャン・ブラホビッチの契約更新について報告したいと思う。知って通り、フィオレンティーナは非常に重要なオファーを提示した。クラブ史上最高額のオファーだ。ドゥシャン側の要求に応えるために何度か改善したオファーを提示したが、努力の甲斐も虚しく契約更新は受け入れられなかった。クラブと選手側が幸せになる解決策を見つけようとしたが、残念なことに全ての努力は報われなかった」