サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也(33)は3日、セリエA第7節・ウディネーゼ戦でフル出場したものの、チームは3-3の引き分けに終わった。そんな吉田麻也に対して、サンプドリアの専門サイト『SAMP NEWS24』は厳しい評価を下している。
吉田麻也はロベルト・ダベルサ監督のもとで今季ここまで全試合でフル出場するなど、守備陣における中心選手としての役割を果たしている。また、先月26日開催の第6節・ユベントス戦ではコーナーキックからのヘディングシュートでゴールをあげており、国内屈指の強豪相手にチームを勝利に導いていた。
しかし、ウディネーゼ戦では前半15分に先制ゴールを献上すると、以降は点の取り合いとなる。サンプドリアは2-2で迎えた69分にMFアントニオ・カンドレーバ(34)が勝ち越しゴールをあげたものの、82分にFWフェルナンド・フォレスティエリ(31)に同点ゴールを決められ、勝ち点2を逃している。
『SAMP NEWS24』は吉田麻也に対して「ヨシダにとって、今季初めて悪い試合になった。ユベントス相手にほぼ完璧なプレーを見せていたが、ウディネーゼ戦で彼自身の価値が落ちたことを示す形になった。ナポリ戦では時々悪いプレーをする程度だった」
「しかしウディネーゼ戦では特に前半に集中力を欠いており、コンディションが悪さがうかがえた。サンプドリアに日本人選手は絶対的な価値を持っている。それだけに彼は今後の試合ですぐにその価値を取り戻さなければならないはずだ」と指摘している。
なお、サンプドリアはウディネーゼ戦終了時点で1勝3分3敗としており、勝ち点6の獲得にとどまっている。昨季セリエA覇者のインテル相手に引き分け、ユベントス戦では勝利を収めているだけに、ウディネーゼ戦のような勝ち点の取りこぼしを無くしたいところだ。
コメントランキング