守備的MFの獲得目指すマンU、ウェストハムMFからリーズMFへターゲット変更か

　マンチェスター・ユナイテッドが、リーズ・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFカルバン・フィリップスに関心を示しているようだ。イギリス『スター』が報じた。

　守備的MFの強化として、チェルシーなど複数クラブからの関心を集めるウェストハム・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFテグラン・ライスを来夏のメインターゲットに見据えるユナイテッド。しかし、移籍金が9000万ポンド（約136億5000万円）以上も必要になることから獲得オペレーションは難航を難航するとみられている。

　そして、ユナイテッドはボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムに関心を示すなかで、フィリップスをリストアップしている模様。評価額が6000万ポンド（約91億円）と見積もられるフィリップスはリーズを退団することに消極的だというが、クラブを指揮するマルセロ・ビエルサ監督が今季限りで退団することを危惧しており、ユナイテッドはこれを機にステップアップすることを期待しているようだ。

　リーズ下部組織出身のフィリップスは出足の鋭いボール奪取能力と広い視野と高水準のキック精度を活かした展開力が魅力の守備的MFでイングランド代表にも定着。ビエルサ監督のもとで進化を遂げると、今季もここまでプレミアリーグ5試合に出場している。