明治安田生命J1リーグの柏レイソルは21日、ブラジル人FWペドロ・ハウル（24）がリーガMX（メキシコ1部）のフアレスへ期限付き移籍することを公式発表している。そのペドロ・ハウルはすでに新天地でチームに合流しているようだ。23日、フアレスの公式サイトがこれを伝えている。
ペドロ・ハウルは今年2月にブラジル国内の複数クラブから関心を寄せられる中、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB（ブラジル2部）に降格したボタフォゴFRから柏レイソルへ完全移籍。今年4月下旬にチームへの合流を果たし、6月下旬に行われたJ1リーグ第20節・湘南ベルマーレ戦からリーグ戦6試合連続で先発出場していたが、先月下旬以降に行われた第25節・サガン鳥栖戦を最後に出番がなかった。
その中、柏レイソルは同選手のメキシコ移籍を発表。柏レイソルサポーターから驚きの声が上がる中、本人は自身のインスタグラムアカウントにおいて「今年ここまでずっと僕のことをサポートしてくれたすべてのレイソルファンに感謝しているよ！ 今シーズン残り試合でチームが目標を達成できることを願っている！ 素晴らしい経験だったよ！」とコメントを残していた。
そんなペドロ・ハウルは今月20日には現地入りしていたとのこと。そして23日にフアレスで初めて全体トレーニングに参加。トレーニング終了後にはリカルド・フェレッティ監督と数分間会話して個別トレーニングに励んていたという。
また、チームメイトのコロンビア代表FWファビアン・カスティージョ（29）はペドロ・ハウルについて「彼はトップレベルの選手だね。このクラブで重要な新戦力になると思うよ」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。なお、フレアスは2021/22シーズンの前期でここまで3勝2分5敗と勝ち点11の獲得にとどまっている。
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