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「彼はまさに…」豪快ヘッド弾オナイウ阿道を指揮官絶賛!元新潟ハットンは…

オナイウ阿道 写真提供: Gettyimages

 トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道(25)は、13日に行われたリーグ・ドゥ(フランス2部)第7節・ル・アーブル戦で先制ゴールをあげた。そんなオナイウ阿道を、フィリップ・モンタニエ監督は前節につづいて称えた。14日、フランスメディア『Les Violets』が伝えている。

 オナイウ阿道はリバプールに所属するMF南野拓実(26)の負傷離脱をうけて、FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選を戦う日本代表メンバーに追加招集。そのため、一度トゥールーズでの活動から離脱していたが、ドーハでの中国戦を終えて9日から再び全体トレーニングに合流していた。そして、ル・アーブル戦はセンターフォワードのポジションで先発出場すると34分、コーナーキックに高い打点のヘディングで合わせて豪快にネットを揺らし、チームに先制点をもたらしている。

 前節のバランシエンヌ戦につづいてゴールをあげた同選手について、モンタニエ監督は「オナイウはまさに(チームにおいて)“支点”となる存在だ。ペナルティエリア内で彼自身の仕事を遂行することができたし、素晴らしいパフォーマンスだった。彼にとっても我々にとっても良いことだ」と称賛の言葉を並べている。

 ただ、トゥールーズは後半、相手に退場者が出て数的有利の状況であったにもかかわらず、同点に追いつかれて1-1のドローで試合を終えている。指揮官はこの結果について「(相手が退場者を出したことが)我々にとっては待ちに待ったことだっただけに、1-0から追いつかれたのは残念だ。だが、バランスのとれた試合だったし、ル・アーブルとの対戦は難しかった。それにマックス(GKマクシム・デュペの愛称)が素晴らしいセーブを見せてくれた。終盤、我々にはもっと高いクオリティが必要だった」と振り返っている。

 なお、アルビレックス新潟でプレーした過去をもつブラジル人FWラファエル・ハットン(25)はこの一戦でメンバー外となっている。