世界各国でサッカーのキャリアを積み、日本ではロアッソ熊本にも所属していた経験を持つ田島翔が、熊本県の御船町を拠点に創設されたFC.MIFUNE(熊本県サッカーリーグ)に加入する事が発表された。
田島は2020年12月から2021年5月にかけてにサンマリノ共和国の1部リーグに所属するSSペンナロッサに所属し、サンマリノでプレーする初の日本人選手となったが、コロナ禍の影響によって日本に帰国することを決意。日本での新たな冒険について「FC.MIFUNEは海外の選択肢を残しながらの加入ですが、どんな形ででも熊本に恩返しがしたいと思っています。熊本は自分のJリーガーの夢を叶えてくれた場所です。FC.MIFUNEではこれまでの経験を伝えながら、若い選手と切磋琢磨していきたいと思います」と述べた。
また、サッカーへの情熱を抑えきれず28歳で脱サラし、2020年8月にFC.MIFUNEを創設した松田宏起代表は田島の加入について「これから基盤を創っていくクラブや所属する選手に、人として、選手として、両面において良い影響を及ぼしてくれることを確信しております」とコメントを残している。
なお、新型コロナウイルスの影響により延期されていた2021年熊本県サッカーリーグは、9月26日(日)に開幕を迎える。田島、そして誕生してから間も無くのFC.MIFUNEの活躍に期待したい。
田島翔(1983年4月7日生まれ)経歴:函館工業高校 – クレメンティFC(シンガポール)- FC琉球 – NKバルテクス(クロアチア)- TSKロセス(スペイン)- ロアッソ熊本 – シュライカー大阪サテライト – オークランドシティFC(ニュージーランド)- マイアミユナイテッド(アメリカ)- ラスベガスシティFC(アメリカ)- ソウルユナイテッド(韓国)- FC函館ナチャーロ – SSペンナロッサ(サンマリノ) – FC.MIFUNE
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