神戸市東灘区に本社を構える『菊正宗酒造株式会社』は9日、明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとのアンバサダー契約を来年9月まで延長したと公式発表している。
江戸時代の1659年に御影の地で創業した菊正宗は、これまで大吟醸や純米酒、あま酒など数多くの製品を手掛けており、日本を代表する酒造メーカーとして名を馳せている。そんな菊正宗は2019年10月、創業360周年を記念してイニエスタ選手とのアンバサダー契約を締結。イニエスタ選手のネームバリューにくわえて、同社にとって史上初めてアンバサダー契約を結んだことで反響を呼んでいた。
菊正宗は、イニエスタ選手とのアンバサダー契約締結によるスペシャルサイトを立ち上げ、360年にわたる歴史や菊正宗のオリジナル法被(はっぴ)を身にまとうイニエスタ選手のフォトギャラリーを公開。さらには、イニエスタ選手が出演するテレビCM撮影の舞台裏をおさめた動画を公開していた。
菊正宗とイニエスタ選手のアンバサダー契約は今年10月までとなっていたが、今月9日に契約期間の延長を公式発表。会社ホームページ内にて「菊正宗は、創業360年を迎えた2019年に、イニエスタ選手とのアンバサダー契約を結び、『灘から世界へ』のスローガンを発信しました。世界的スーパースターであるイニエスタ選手の起用は、当社商品の認知拡大に加え、若年層へのアピールにも繋がり大きな反響を呼びました」
「今後も菊正宗ブランド・菊正宗商品の魅力を多くの方に知っていただくために、イニエスタ選手出演のテレビCMの放映、SNSキャンペーンを実施いたします。さらに需要期に向けて『イニエスタ選手のサイン入りユニフォーム』等が当たるキャンペーンも予定しております」と紹介している。
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