日本代表は今月からFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選を戦っている。ただ、今月4日にベルギー政府が日本への渡航情報をレッドゾーンに変更したことが、今後の代表メンバー招集において懸念材料となるかもしれない。
日本代表は今月7日にカタールの首都ドーハでの中立開催による中国戦を控えている。また、来月7日には敵地でサウジアラビアとの一戦を控えているほか、12日には埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦する予定となっている。これまでもワールドカップ本大会出場権を巡って争ってきた2か国との連戦であるだけに、日本代表としては万全のメンバーのもとで臨みたいはずだ。
一方、ベルギー公衆衛生省は今月4日、日本の渡航情報をレッドゾーンに変更したことを公式発表。今回の発表によると、ワクチン接種証明書や快復証明書を所持していない場合、到着72時間以内の新型コロナウイルスの陰性証明書の取得が必要になるとのこと。また、日本国内でワクチン接種を受けた場合の対応については現時点で明確になっていないという。
そのため、サウジアラビア戦後に代表チームからの離脱者が出て、かつオーストラリア戦前にベルギー国内のクラブに所属する選手の追加招集に動く場合に、わずかながらも影響が出ることが想定される。
なお、今年6月以降にA代表や東京五輪世代のU24日本代表に選出された経験をもち、かつベルギー国内でプレーしている選手は以下の通りとなっている。
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伊東純也(KRCヘンク)
林大地(シント=トロイデンVV)
橋岡大樹(シント=トロイデンVV)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデンVV)
三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)
三好康児(アントワープ)
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