Jリーグ 横浜F・マリノス

30秒間でイエロー2枚…横浜FM宮市亮、エリートリーグ清水戦でほろ苦デビュー

宮市亮 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは5日、Jエリートリーグ・Aグループの第6節・清水エスパルス戦に臨んでいるが、FW宮市亮(28)の退場劇が大きな話題を呼んでいる。

 横浜F・マリノスはIAIスタジアム日本平で行われた一戦で、インターナショナルマッチウィーク期間中ということもあり、多くの主力が先発メンバー入り。前線では、今夏の移籍期間中に加入した宮市亮とFW杉本健勇(28)が名を連ねていた。

 宮市亮は前半、右サイドからのクロスにファーサイドから飛び込み左足であわせたものの、ボールはサイドネットを揺らす。すると、直後にゴールキックの遅延行為により、同選手には1枚目のイエローカードが提示される。そして、自陣左サイドでフリーでパスを受けた相手選手に対して、宮市亮は背後から猛烈なプレスを仕掛けると、主審は笛を吹き、2枚目のイエローカードを提示。わずか30秒間での退場劇に、横浜F・マリノスサポーターやJリーグファンからSNS上で驚きの声が上がっている。

 なお、宮市亮は今月6日に開催のJ1リーグ第6節延期分・ガンバ大阪戦でベンチ入りしたものの、以降のリーグ戦では負傷の影響もあり全試合メンバー外となっている。そのため、同選手にとって、この清水エスパルス戦が移籍後初めての試合となっていたが、まさかの退場劇に本人としては複雑な気持ちを抱いているかもしれない。