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香川真司後釜でPAOK加入の噂も…元ユベントスFWの中東移籍が決定的に!

セバスティアン・ジョビンコ(写真右) 写真提供: Gettyimages

 ユベントスでプレーした過去をもつ元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコ(34)は、元日本代表MF香川真司(32)の後釜としてギリシャ1部の強豪PAOKへ移籍する可能性がささやかれていたが、中東クラブへの加入がほぼ確実になったようだ。3日、カタールメディア『Al-watan』が報じている。

 ジョビンコはユベントスやパルマ、エンポリでプレーした後、2015年から4シーズンにわたってメジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCに在籍。そして2019年1月にサウジアラビア1部のアル・ヒラルへ加入すると、攻撃陣の主力として移籍1年目にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲得。ただ、2020/21シーズンはリーグ戦全30試合中16試合の先発出場にとどまると、クラブは双方合意のもと今年12月まで残していた契約を解消したと先月20日に公式発表していた。

 現在無所属状態となっているジョビンコの去就を巡っては、今年2月までアル・ヒラルを率いていたラズヴァン・ルチェスク氏とPAOKで再会することを本人が望んでいたとのこと。PAOKも当初、香川真司の後釜としてジョビンコの獲得に向かい、アル・ヒラルとの交渉を進めていたが、7月末に突如として交渉が中断。PAOKによるジョビンコ獲得が失敗に終わったと報じられていたが、アル・ヒラル退団後に再び噂が飛び交っていた。

 また、先月下旬にはMLSのコロンバス・クルーが選手サイドとの交渉を行っているとアメリカメディア『MLS Soccer』が伝えていた。しかし、ジョビンコはカタール1部の強豪アル・ガラファへの加入にむけて今月3日にドーハに到着した模様。メディカルチェックで問題がなければ、正式にサインを交わす予定となっている。