明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディは1日、パワーハラスメント(パワハラ)の行為に及んでいたとされる永井秀樹監督の辞任を発表していたが、2日になって藤吉信次コーチと鈴井智彦分析も辞任することを公式発表した。
東京ヴェルディの永井秀樹前監督を巡っては、パワハラにより選手に対して精神的苦痛を与えていたと伝えられている。また、一部メディアはクラブによる調査が進んでおらず、東京ヴェルディの選手会がJリーグに対して意見書を提出したと報道。クラブの主導でパワハラ問題が隠ぺいされる可能性を指摘していたが、東京ヴェルディは7月下旬から4度にわたってJリーグに対して調査の進捗状況を報告していることから、隠ぺいには当たらないと主張していた。
藤吉信次氏は「選手、ファン、サポーター、スタッフ、をはじめ東京ヴェルディに関わる全ての皆様、7年間本当にありがとうございました。自分も育った大好きなヴェルディで仕事をさせてもらって本当に幸せでした。クラブの更なる発展とチームの飛躍を心より願っています」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
そして鈴井智彦氏は「永井秀樹とともにJ1昇格を目指してきましたが、本日、チームを離れるのが良いと決断いたしました。ヴェルディを支えてくださるファン、サポーター、スタッフ、選手の皆さんには、感謝しかありません。本当にありがとうございました」とサポーターや関係者にメッセージを送った。
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