チェルシーに所属するイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイ(20)は、ボルシア・ドルトムントへ移籍する可能性があるようだ。29日、英紙『ガーディアン』が報じている。
オドイはここまでチェルシー一筋のキャリアを歩んでいるが、昨季はプレミアリーグで10試合の先発出場にとどまっていたほか、UEFAチャンピオンズリーグでは準々決勝から決勝までの5試合で出番が無かった。そして今季は11日に開催のUEFAスーパーカップ・ビジャレアル戦で先発出場したものの、プレミアリーグでは開幕からここまで3試合で一度もピッチに立っていない。また、同選手は2019年9月にチェルシーと2024年6月までの契約を結んでいるが、出場機会を確保するためにも今夏移籍を望んでいるという。
一方、ドルトムントはイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(21)がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したことにより、エールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンからオランダ代表FWドニエル・マレン(22)を完全移籍により獲得。しかし、前線のさらなる戦力強化を目指す中、オドイを1年レンタルにより獲得することを検討しているとのこと。ただ、チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督は同選手を今季の構想に含めているようだ。
なお、オドイには以前からバイエルン・ミュンヘンをはじめ多くのクラブが関心を寄せていた。今夏の移籍市場が閉鎖間近となる中、はたしてオドイの周囲で動きは見られるのだろうか。
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