
ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠(37)は、昨季までアディ・ヒュッター前監督のもとで大半の公式戦に出場していた。しかし、オリバー・グラスナー新監督のもとで臨んでいる今季は、先発での出場機会を減らす可能性があるようだ。26日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。
長谷部誠は2014年夏にニュルンベルクを契約満了により退団してフランクフルトへ加入すると、長らく中盤センターやセンターバックの主力として活躍。昨季はブンデスリーガ33試合に出場していたほか、直近数シーズンにわたりキャプテンを務めていた。ただ、今季は14日に行われたブンデスリーガ開幕節・ボルシア・ドルトムント戦で先発出場したものの、21日開催の第2節・アウクスブルク戦では試合終了間際の80分からピッチに立っている。
その中、『キッカー』は同選手がレギュラーポジションを完全に失う可能性があると指摘。その理由として、グラスナー新監督がアウクスブルク戦から4バックシステムを採用していることをあげている。
長谷部誠はヒュッター前監督が採用していた3バックシステムにおいてリベロ(3バックの中央のポジション)で出場機会を得ていたほか、中盤センターでもプレーしていた。しかし、中盤センターでは、オーストラリア代表MFアルディン・フルスティッチ(25)とスイス代表MFジブリル・ソウ(24)がファーストチョイスであるという。
くわえて、同じく中盤センターを本職とするMFセバスティアン・ローデ(30)の負傷離脱に伴い、フランクフルト首脳陣はクロアチア1部の強豪ディナモ・ザグレブに所属するクロアチア人MFクリスティヤン・ヤキチ(24)の獲得に乗り出している模様。中盤センターにおける長谷部誠の序列が低下することは必至とみられる。
なお、長谷部誠本人は以前にメディアインタビューで年齢を重ねているものの、コンディションが上がっていることを明かしていた。リベロのポジションが消滅することにくわえて、中盤センターでの厳しい立場に置かれることが想定される中、精神的支柱としての役割を果たしてきた同選手は、再び自分自身の居場所を取り戻すことが求められるかもしれない。
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