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中盤強化画策のローマ、メキシコ代表MFに関心でアトレティコに接触か。ただ…

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 ローマがアトレティコ・マドリードに所属するメキシコ代表MFエクトル・エレーラに関心を寄せているようだ。イタリア『スカイ』が報じた。

 アーセナルに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得が頓挫したローマ。その代替案として関心を示していたウルグアイ代表MFルーカス・トレイラはアーセナルからフィオレンティーナに移籍が決まり、デンマーク代表MFトーマス・デラネイもボルシア・ドルトムントからセビージャに活躍の場を移している。

 今季からクラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の希望である中盤の強化が思うように進まないローマは、エレーラ獲得に向けてアトレティコに接触したという。スペイン代表MFゴンサロ・ビジャールの譲渡を盛り込んだ話し合いなどを行ったというが、現時点では具体的な進展は何もなかったようだ。

 メキシコ代表として85キャップで8ゴールの成績を誇るエレーラは2019年夏にポルトからフリートランスファーでアトレティコに加入。主力定着には至らず、昨季も公式戦21試合の出場にとどまると、今季はここまでのラ・リーガ2試合でベンチ外となっている。