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チェルシーDF、アタランタ復帰が決定的に!ヴィオラがレンタル獲得でクラブ間合意も…

ダビデ・ザッパコスタ 写真提供: Gettyimages

 チェルシーのイタリア代表DFダビデ・ザッパコスタは、アタランタへ復帰することがほぼ確実となったようだ。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在29歳のザッパコスタは、2015年夏のアタランタからトリノへ完全移籍して頭角を現すと、2017年夏にチェルシーへ完全移籍により加入。しかし、チェルシーでは出場機会に恵まれず、2019年夏にローマへレンタル移籍。昨季はジェノアへレンタルにより加わると、セリエAで23試合に先発出場していた。

 ザッパコスタはチェルシーとの契約を来年6月まで残している。しかし、同選手は13日に行われたプレミアリーグ2021/222シーズン開幕節・クリスタル・パレス戦や22日開催の第2節・アーセナル戦でメンバー外となるなど、すでにトーマス・トゥヘル監督の構想には含まれていなかった。

 その中、ザッパコスタの去就を巡っては、先日にフィオレンティーナが1000万ユーロ(約13億3000万円)による買い取りオプション付きの1年レンタル、レンタル料100万ユーロ(約1億3000万円)という条件でチェルシーと合意。しかし、22日までにアタランタが1000万ユーロを支払うことにより同選手で完全移籍での獲得することでチェルシーと合意に達し、フィオレンティーナとの争奪戦を制したという。

 また、アタランタは選手サイドと4年契約を結ぶことで合意に至っている模様。本人は23日にもメディカルチェックを受ける予定であり、問題がなければ、正式にサインを交わすことになる。

 なお、アタランタは長期離脱から復帰していたオランダ代表DFハンス・ハテブールが今季開幕前に左足中足骨に問題を抱えたことにより、再離脱。そのため、ハテブールの代役確保が大きな課題となっていたが、ザッパコスタの獲得をほぼ決めたことにより、右ウイングバックの陣容に関する問題は解消されている。