マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバは今夏移籍を望んでいるが、セリエAへ舞台を移す可能性があるようだ。21日、イギリスメディア『デイリースター』が報じている。
現在27歳のベルナルド・シウバは、2017年夏にモナコからマンチェスター・シティへ完全移籍により加入。し烈なポジション争いの中、昨季もUEFAチャンピオンズリーグで11試合、プレミアリーグで24試合に先発出場していたが、レギュラー定着には至っていない。また、同選手はマンチェスター・シティとの契約期間を2025年6月まで残す中、今夏退団の意思を固めているとのこと。ジョゼップ・グアルディオラ監督も今月6日の記者会見において、ベルナルド・シウバを含む複数選手が退団を望んでいることを明らかにしていた。
ベルナルド・シウバの去就を巡っては、アーセナルが移籍先候補にあがっていたが、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの再獲得がほぼ確実となったことにより、噂は立ち消えとなっている。また、トッテナム・ホットスパー移籍の可能性もささやかれていた。しかし、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は、本人がスペイン国内でのプレーを望んでいることを明かしていた。
その中、『デイリースター』の報道によると、新たにミランもベルナルド・シウバへの関心を寄せている模様。1500万ユーロ（約19億円）買い取りオプション、そして3000万ユーロ（約39億円）による買い戻し条項が盛り込まれた2年レンタルで獲得する可能性があるとのことだ。また、ミランは昨季終了後に攻撃陣の主力であったトルコ代表MFハカン・チャルハノールが契約満了により退団し、ライバルクラブであるインテルへ移籍しており、チャルハノールの後釜確保を急いでいる。
なお、ベルナルド・シウバは今月7日に行われたFAコミュニティ・シールドのレスター・シティ戦では後半途中からピッチに立っていた。そして、15日に開催のプレミアリーグ2021/22シーズン開幕節・トッテナム・ホットスパー戦では出番はなかったが、21日開催の第2節・ノリッジ戦ではフル出場を果たしている。
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