デポルティーボ・アラベスの新戦力であるFW原大智は、今月15日に行われたラ・リーガ2021/22シーズンの開幕節・レアル・マドリード戦で出番がなかったが、出場機会に変化が見られるかもしれない。19日、スペイン紙『アス』が報じている。
現在22歳の原大智は、今夏の移籍ウィンドウでプルヴァHNL(クロアチア1部)のNKイストラからアラベスへ完全移籍により加入。先月8日にアラベスの入団会見に出席し、プレシーズントレーニングに合流していた。しかし、法的な問題の解決にむけて一時帰国したことにより、レアル・ソシエダ戦をはじめトレーニングマッチ数試合で欠場。先月末にチームへの再合流を果たすと、レアル・マドリード戦でもメンバー入りしたが、出番は巡って来なかった。
アラベスは21日に東京五輪の日本代表MF久保建英を擁するマヨルカとの一戦を控えている。その中、クラブは19日にFWルーカス・ペレスと双方合意のもとで契約解除を行ったと公式発表。ルーカス・ペレスは開幕戦で原大智と同じくベンチ入りしていたものの、ピッチに立っておらず、年俸面でクラブと折り合いがつかず退団に至ったとのことだ。
また、『アス』はアラベスの攻撃陣について、レアル・マドリード戦で先発出場したFWホセルがレギュラーである一方、スウェーデン代表FWヨン・グイデッティのパフォーマンスが未知数であると主張している。
原大智は今季開幕前にチームメイトと過ごす時間が短かったこともあり、現時点では3、4番手という扱いになっている模様。ただ、ルーカス・ペレスの退団により、今後レギュラーをつかむためのチャンスが巡って来ることが考えられるかもしれない。
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