U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場したDF板倉滉は、マンチェスター・シティから2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のシャルケへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入した。19日、クラブ公式サイトが伝えている。
現在24歳の板倉滉は、昨季終了後にエールディビジ(オランダ1部)のフローニンゲンでのレンタル期間を終えてマンチェスター・シティへ復帰。マンチェスター・シティとの契約は来年6月までとなっていたが、今季の構想に含まれておらず、今夏移籍が既定路線となっていた。
同選手の去就を巡っては、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ガラタサライからの関心が伝えられたほか、アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックもさらなる守備陣の強化を図る上で獲得候補にリストアップ。セルティックがレンタルでの獲得にむけてマンチェスター・シティと交渉を行っていると伝えられていた。
しかし、今月中旬にシャルケがマンチェスター・シティから板倉滉を400万ユーロ(約5億2000万円)の買い取りオプションが付いた1年レンタルにより獲得することでクラブ間合意。板倉滉本人はメディカルチェックを無事通過し、シャルケと正式にサインを交わしている。
同選手はシャルケ加入について「これからシャルケでプレーすることになって、とても幸せです。内田篤人さんが在籍していたこともそうですが、(シャルケは)日本でよく知られているクラブですし、できる限り早くサポーターの印象に残れば、僕としては嬉しいです」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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