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ウルブスFW、アトレティコ移籍濃厚から一転…セビージャ入りが決定的に!

ラファ・ミル 写真提供: Gettyimages

 セビージャがウルバーハンプトン・ワンダラーズに所属するU-24スペイン代表FWラファ・ミルの獲得が決定的となったようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 バレンシア下部組織出身のラファ・ミルは2015年3月にトップチームデビューを果たすと、2018年1月にウルブスへ移籍。出場機会に恵まれずレンタル移籍を繰り返すと、2020年1月にウエスカ入り。元日本代表FW岡崎慎司とともにクラブの1部昇格に貢献すると、昨季はチームが2部降格の憂き目にあう中でラ・リーガ38試合で13ゴールを記録した。

 今夏に開催された東京オリンピックの準々決勝でハットトリックを達成するなど、母国の銀メダル獲得に寄与したラファ・ミルに対して、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのパートナーを探すアトレティコが関心。移籍金1500万ユーロ(約19億2000万円)でアトレティコが獲得に成功したと複数スペインメディアが報じていた。

 しかし、セビージャが移籍金1600万ユーロ(約20億5000万円)でウルブスと急転直下のクラブ間合意に達したようで、選手個人とは2026年夏までの5年契約を結ぶとみられている。なお、セビージャは元オランダ代表FWルーク・デ・ヨングにPSV移籍の可能性が取り沙汰されており、ストライカー獲得を画策していた。