日本代表は今年9月からFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨むが、一部アウェイゲームの開催地で新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けることになるようだ。
日本代表は先月1日の組み合わせ抽選会の結果、最終予選でオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと対戦することが決定している。また、9月2日に大阪府内のパナソニックスタジアム吹田でオマーンと対戦するほか、7日には敵地で中国との一戦を控えている。
その中、日本代表にとってB組で最大のライバルであるオーストラリアは、W杯最終予選のホームゲーム全試合を中立地で開催することが濃厚になっているとのこと。オーストラリアの放送局『ABC』は16日、オーストラリアサッカー連盟(FFA)はシドニーで開催するように政府へ要望していたものの、政府は新型コロナウイルス感染対策の観点からこれを却下したという。
また、A組で韓国やUAEなどと対戦するイラクもホームゲーム全試合の中立開催が確実になったとのこと。W杯2次予選ではホームゲームを国内で開催していたが、政情不安定を理由にアジアサッカー連盟(AFC)から国内での開催を禁止する通達を受けたことにより、カタールのドーハで行うことになった。
なお、日本代表は10月12日に埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表と対戦することが決まっているが、オーストラリア代表とのアウェイゲームについては現時点で開催日が未定となっている。
コメントランキング