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レアル、ムバッペ獲得へPSGと今週にも交渉開始か!すでに6年契約オファー拒否

キリアン・ムバッペ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードは、以前からフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得を目指しているが、今週にもパリ・サンジェルマン(PSG)とのクラブ間交渉を開始するようだ。16日、スペイン紙『アス』が報じている。

 ムバッペは2017年夏にモナコからPSGへ加入。ブラジル代表FWネイマールやアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、イタリア代表FWモイーズ・キーンらとともに強力な攻撃陣を形成し、昨季は公式戦47試合に出場し42ゴール11アシストをマーク。また、2018年にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップ・ロシア大会で好パフォーマンスを発揮し優勝に大きく貢献。EURO2020の舞台にも立っていたが、先月28日に行われた決勝トーナメント1回戦・スイス戦でPK戦の末に敗れていた。

 ムバッペはPSGとの契約を来年6月まで残している。両者は契約延長にむけて複数回にわたり交渉を行ってきたが、選手サイドは今月はじめに6年契約のオファーを拒否。くわえて、今月16日にはムバッペ本人がナセル・アル・ケライフィPSG会長との会談を要求したと伝えられていた。

 その中、以前から同選手への関心を強めているレアル・マドリードは、近日中にもPSGへムバッペ獲得のオファーを提示する可能性があるほか、スペインメディアは今週中にもクラブ間交渉がスタートすると主張。また、レアル・マドリードは1億ユーロ(約131億円)を用意しているが、PSGは9000万ユーロ(約116億円)での放出に応じるとのことだ。

 なお、PSGは今夏の移籍ウィンドウでバルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得に成功している。メッシの加入により、ムバッペの今夏退団がほぼ確実になったという見方が広まる中、両クラブの動向に注目が集まる。