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南野拓実、サウサンプトンへ再レンタルの噂が!リバプール残留へ猛アピールも…

南野拓実 写真提供:Gettyimages

 日本代表MF南野拓実は昨季終了後にサウサンプトンでのレンタル期間を終えて、リバプールへ復帰している。しかし、ここにきてサウサンプトンが再び同選手のレンタルによる獲得を狙っているようだ。11日、イギリスメディア『talkSPORT』が報じている。

 現在26歳の南野拓実は、昨年1月にオーストリア1部の強豪レッドブル・ザルツブルクからリバプールへ完全移籍により加入。しかし、昨季はし烈なポジション争いで後れをとり出場機会を失うと、今年1月にリバプールからサウサンプトンへ買い取りオプションのないレンタル移籍により加入。サウサンプトンでもプレミアリーグ9試合の先発出場にとどまり、シーズン終了後にリバプールへ復帰していた。

 南野拓実は今年6月に日本代表チームでの活動を終えると、リバプールのプレシーズントレーニングに参加。ヘルタ・ベルリンやボローニャとのプレシーズンマッチでゴールを決めるなど、ユルゲン・クロップ監督へのアピールが続いており、複数のイギリスメディアは同選手の今夏残留を予想している。

 その中、サウサンプトンは南野拓実の再獲得の可能性に関して、リバプールに問い合わせを行った模様。ただ、サウサンプトンはチェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤをレンタルにより獲得。くわえて、ノルウェー代表MFモハメド・エルユヌシがセルティックへのレンタル期間を終えて復帰するなど、すでに攻撃陣の枚数が揃っている。そのため、周囲では仮に南野拓実がサウサンプトンに加入する場合、同選手は出場機会を確保できない可能性があるという見方が広まっているようだ。

 なお、南野拓実の去就を巡っては、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェやセリエAのアタランタも移籍先候補にあがっている。