日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトは10日、ミランでプレーしていたノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲを1年レンタルで獲得したと公式発表している。
現在21歳のハウゲは、昨夏にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトからミランへ完全移籍により加入。昨季はセリエAで18試合、UEFAヨーロッパリーグで8試合に出場していたが、4月3日に行われたセリエA第29節・サンプドリア戦を最後にピッチに立っていなかった。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝トーナメントにおける登録メンバーから外れるなど、厳しい立場に置かれていた。
同選手の去就を巡っては、ボルフスブルクとフランクフルトがすでにオファーを提示していたが、ミランは少なくとも1200万ユーロ(約15億6000万円)を求めているため、これらを拒否したと伝えられていた。また、ハウゲ本人は先月31日に行われたOGCニースとのトレーニングマッチでメンバー外になるなど、今季の構想から外れていた。
その中、フランクフルトは今月上旬にミランの要求額である1200万ユーロまで増額して再度オファーを提示。7日までに買い取り義務付きの1年レンタルによりハウゲを獲得することでクラブ間合意に達したほか、選手サイドとも契約締結で合意に至っていた。そしてハウゲ本人は今週はじめにメディカルチェックを無事通過し、正式にフランクフルトとサインを交わしている。
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