プレミアリーグ チェルシー

ローマ、チェルシーFWをリストアップも争奪戦へ。インテル移籍間近ジェコの後釜に

タミー・アブラハム 写真提供: Gettyimages

 ローマは直近数シーズンにわたりチームをけん引してきたボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコをインテルに放出する可能性が取りざたされている。そのジェコの後釜として、チェルシーに所属するイングランド代表FWタミー・アブラハムに関心を寄せているようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在35歳のジェコは、昨季途中までチームの中心選手として公式戦でゲームキャプテンを任されていた。しかし、今年1月中旬に行われたコッパ・イタリアのベスト16・スペツィア戦で不戦敗の責任をとる形でチームマネージャーが解任されたことを巡り、パウロ・フォンセカ前監督と衝突。先発メンバーから外れる時期があったものの、昨季は公式戦26試合に先発出場して13ゴール5アシストをあげている。また、同選手はローマとの契約を来年6月まで残しているが、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ベシクタシュをはじめ複数クラブからの関心が伝えられていた。

 その中、インテルはチェルシーへの移籍がほぼ確実となっているルカクの後釜として、ジェコの獲得に迫っている模様。選手サイドと2年契約締結ですでに合意に達しているほか、ローマとのクラブ間交渉では、移籍金180万ユーロ(約2億3000万円)で合意に達する可能性が伝えられている。

 一方、ローマはジェコの後釜として、チェルシーで構想外となっているアブラハムをリストアップしたという。現在23歳のアブラハムはチェルシーの下部組織出身であり、スウォンジーやアストン・ビラにレンタル移籍していた。同選手は2019年夏にチェルシーに復帰すると、2019/20シーズンはプレミアリーグで25試合に先発出場して15ゴールをマーク。しかし2020/21シーズンはプレミアリーグで12試合、UEFAチャンピオンズリーグで3試合の先発出場にとどまっており、トーマス・トゥヘルへの監督交代以降は出場機会が減少していた。

 ただ、アブラハムにはアタランタも強い関心を寄せているとのこと。アタランタはコロンビア代表FWドゥバン・サパタにインテル移籍の噂がささやかれていることから、アブラハムの獲得にむけて数日以内にチェルシーとの交渉を開始すると報じられている。

 ルカクのチェルシー移籍が決定的となる中、複数クラブのストライカーの去就報道がさかんに飛び交っている。ローマはジョゼ・モウリーニョ新監督のもとでセリエ2021/22シーズンA開幕にむけた準備を進めているが、果たしてシーズン開幕前に新戦力を連れてくることはできるのだろうか。