インテルは2020/21シーズン終了後にアントニオ・コンテ監督との契約解除を行い、ラツィオを率いていたシモーネ・インザーギ氏を招へいしている。そのインザーギ氏のもとでプレーしていたアルゼンチン代表MFホアキン・コレアの獲得に近づいているようだ。8日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
現在26歳のコレアは、サンプドリアやセビージャでプレーした後、2018年夏にラツィオへ完全移籍により加入。移籍1年目の2018/19シーズンはセリエAで18試合に先発出場とレギュラー定着には至らなかったが、昨季は負傷離脱もありながらセリエAで25試合に先発出場して8ゴール4アシストをマークしていた。また、コレアはラツィオとの契約を2024年6月まで残しているほか、契約内容には7000万ユーロ(約91億円)による解除条項が盛り込まれている。
同選手の去就を巡っては、以前からアトレティコ・マドリードやレスター・シティ、アーセナル、アストン・ビラなど複数クラブが関心を寄せていた。その中、インテルはラツィオとの交渉を進めると、契約解除金の半値以下である3000万ユーロ(約40億円)を支払うことで合意に達したという。
なお、インテルはチェルシーから移籍金1億1500万ユーロ(約150億円)を受け取るかわりに、ベルギー代表FWロメル・ルカクを放出することがほぼ確実となっている。また、ルカクの後釜としてローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得に向かっており、すでに選手サイドと2年契約締結により合意に達していると伝えられている。
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