マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバは今夏退団の可能性が高まっており、アトレティコ・マドリードやバルセロナが移籍先候補に挙がっている。その中、アーセナルも同選手の獲得に動く可能性があるようだ。7日、イギリスメディア『ミラー』が報じている。
現在26歳のベルナルド・シウバは、2017年夏にモナコからマンチェスター・シティへ完全移籍により加入。し烈なポジション争いの中、昨季もUEFAチャンピオンズリーグで11試合、プレミアリーグで24試合に先発出場していたが、レギュラー定着には至っていない。また、同選手はマンチェスター・シティとの契約期間を2025年6月まで残す中、今夏退団の意思を固めている模様。ジョゼップ・グアルディオラ監督も今月6日の記者会見において、ベルナルド・シウバを含む複数選手が退団を望んでいることを明らかにしていた。
一方、アーセナルはレアル・マドリードから加入していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがレンタル期間を終えて退団。また、ウーデゴールの代替候補として、レスター・シティに所属するイングランド代表MFジェームズ・マディソンをトップターゲットに掲げているが、レスターのブレンダン・ロジャース監督は放出に応じない姿勢を見せている。
そのため、アーセナルは新たにベルナルド・シウバをリストアップしているが、現時点で具体的な動きは報じられていない。また、同選手の市場価値は6300万ポンド（約96億円）にのぼるものとみられ、巨額の移籍金を要する可能性が高いようだ。
今夏の移籍市場において、攻撃面でのクオリティを兼ね備えている中盤の新戦力確保が求められているアーセナル。プレミアリーグ開幕節・ブレンフォード戦を今月13日に控える中、ベルナルド・シウバの獲得に動くことはあるのだろうか。
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