明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するタイ代表DFティーラトン・ブンマタンは監督交代以降、出場機会に恵まれていないが、同選手にはタイ復帰の噂が飛び交っているようだ。6日、タイメディア『サイアムスポーツ』が報じている。
現在31歳のティーラトンは、タイ国内の強豪ムアントン・ユナイテッドから2018年にヴィッセル神戸へ期限付き移籍により加入。ヴィッセル神戸では外国人枠の兼ね合いもあり1シーズンで退団したが、2019年に横浜F・マリノスへレンタルにより加入すると、リーグ戦で25試合に出場してJ1リーグ優勝に貢献。昨季もリーグ戦26試合でピッチに立っていたが、今季は出場機会が減少。3月中旬に行われたJ1リーグ第4節・浦和レッズ戦での負傷により1カ月の戦線離脱を強いられた後、4月下旬の第11節・横浜FC戦からリーグ戦7試合連続で先発出場を果たしていたが、6月6日に行われたYBCルヴァンカップ・プレーオフステージの北海道コンサドーレ札幌戦を最後に先発での出場機会を失っている。
同選手の去就を巡っては、昨季のタイ1部の優勝クラブであるBGパトゥム・ユナイテッドが以前から関心を寄せているとタイ国内で伝えている。その中、BGパトゥム・ユナイテッドの会長はメディアインタビューにおいて、選手サイドがタイへの復帰を本格的に検討する場合、本格的に獲得に乗り出すことを明言。
また、ティーラトンは来季終了後までとなっている横浜F・マリノスの契約をまっとうする姿勢を見せているが、BGパトゥム・ユナイテッドは定期的に同選手へのコンタクトをとっているという。
アンジェ・ポステコグルー監督の退任以降、出場機会を失っているティーラトンだが、まずはケビン・マスコット新監督のもとで好パフォーマンスを発揮するためのチャンスを掴みたいところだ。
コメントランキング