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アタランタDF獲得が決定的なトッテナム、冨安健洋にも関心継続で新オファーを用意か

冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーが、ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得に向けて新たなオファーを提示するようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が報じた。

 セリエAで評価を高め、今夏にステップアップの可能性が取り沙汰されている冨安。アタランタやトッテナム・ホットスパーが獲得に熱心な姿勢を見せていたものの、ボローニャのクラウディオ・ファヌッチCEO(最高経営責任者)が「現在は交渉しているクラブはない」とコメントするなど、残留する可能性も浮上している。

 アタランタのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ獲得を決定的なものにしたトッテナムだが、さらなる守備強化を希望しており、右サイドバックでもプレー可能な冨安にも依然として興味を示している模様。過去に総額1550万ポンド(約23億6000万円)のオファーを拒否された同クラブは新たに移籍金1700万ポンド(約25億9000万円)用意しているとのことだ。

 現在開催されている東京オリンピックで守備の要と期待されながらもコンディション不良などで2試合のみの出場となっている冨安。ミランやアーセナル、インテルからの関心も新たに取り沙汰されているが、個人合意に達したとされるトッテナムへ活躍の場を移すのだろうか。