代表チーム オランダ代表

オランダ代表、ファン・ハール氏の復任を発表「母国のサッカーは常に私の心にある」

ルイ・ファン・ハール 写真提供:GettyImages

 オランダサッカー協会(KNVB)は4日、ルイ・ファン・ハール氏が新監督に就任したことを発表した。契約は2022年のカタール・ワールドカップまでとなっている。

 ロナルド・クーマン前監督の後任として昨年9月にオランダ代表の指揮官に就任したフランク・デ・ブール監督だが、今夏に開催されたEURO2020でチェコ代表に敗れてベスト16敗退に終わったことを受けて辞任。その後任として、再びオランダ代表を指揮するファン・ハール氏は公式サイトで以下のように意気込みを語っている。

 「オランダのサッカーは常に私の心にあり、代表チームの監督はオランダサッカーを前進させるために重要なポジションだ。オランダ代表で監督を務めることは名誉だと思っている。ワールドカップ出場に向けた重要な予選まで時間がない。そのために選手にアプローチしなければいけない。そのために私は任命されたのだ。(本部の)ザイストに戻って来られてよかった。すでに多くの選手と話しており、協会の技術スタッフも構成されている。一緒に仕事ができることを楽しみにしている」

 アヤックスで指導者キャリアをスタートさせたファン・ハール氏は2000年からオランダ代表を指揮するも、2002年の日韓ワールドカップ出場権を逃して辞任。だが、2012年に復任すると、2016年のブラジルW杯では3位に導く手腕を披露していた。