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ポステコグルー率いるセルティック、英代表GK獲得が決定的に!今週中に公式発表へ

ジョー・ハート 写真提供: Gettyimages

 アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックは、ヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧やロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のルビン・カザンに所属するスウェーデン代表DFカール・スターフェルトの獲得を決めている。そして守備陣の再建が急がれる中、トッテナム・ホットスパーからイングランド代表GKジョー・ハートを獲得することもほぼ確実になったようだ。2日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。

 現在34歳のハートは、トッテナムでフランス代表GKウーゴ・ロリスのバックアッパーを務め、2020/21シーズンにUEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、アタランタからイタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニが買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入したことにより、退団の可能性がささやかれていた。

 一方、セルティックはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選2回戦での敗退がすでに決まっているほか、先月31日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節・ハーツ戦でも1-2と黒星を喫している。くわえて、セルティックのサポーターグループは補強の動きが遅いことから、クラブ首脳陣への抗議活動を展開している。

 その中、セルティックはトッテナムに対して移籍金100万ポンド(約1億5000万円)を支払ってハートを獲得することで合意に達した模様。また、選手サイドとは週給15000ポンド(約230万円)による3年契約ですでに合意しているとのこと。これにより、ハート本人は今週中にメディカルチェックを受け、問題がなければサインを交わすものとみられる。

 なお、ハートはマンチェスター・シティの正守護神として2011/12シーズンに当時クラブ史上初となるプレミアリーグ制覇に貢献。ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで出場機会を減らすと、トリノやウェストハム・ユナイテッドへのレンタル移籍をへて、2018年夏にバーンリーへ完全移籍。しかし、バーンリーでも正守護神に定着することはできず、昨夏にトッテナムへ加わっていた。