Jリーグ 徳島ヴォルティス

元ノルウェー代表FWのJリーグ移籍が確実に!徳島がクラブ間交渉で難航と報道も…

ムシャガ・バケンガ 写真提供: Gettyimages

 エリテセリエン(ノルウェー1部)のオッドBKに所属する元ノルウェー代表FWムシャガ・バケンガは、日本行きを望んでいることを明かしていたが、どうやらJリーグクラブへの移籍が確実になったようだ。2日、ノルウェーメディア『TAsporten』が報じている。

 現在28歳のバケンガは、ノルウェー国内の強豪ローゼンボリの下部組織出身。2012年1月にはローゼンボリからジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のクラブ・ブルージュへ完全移籍したが、クラブ・ブルージュでは出場機会が確保できず、5度のレンタル移籍をへて2016年夏にローゼンボリへ復帰。その後は、ノルウェー国内の複数クラブを渡り歩くと、昨年1月から無所属状態となっていた。

 しかし、同選手は昨夏にオッドBKへ加入。昨季はリーグ戦で19試合に先発出場して15ゴールをあげていた。そして今季はここまで10試合で先発メンバーに名を連ねて11得点をマーク。しかし、先月中旬に太ももの筋肉に問題を抱えると、その後のリーグ戦や国内カップ戦など公式戦7試合で欠場していた。

 その中、オッドBKにはサウジアラビア1部のアル・タエーと徳島ヴォルティスがオファーを提示。本人はノルウェーメディアの取材で日本行きを望んでいることを明かしていたが、オッドBKが移籍金700万クローネ(約1億2000万円)を要求していることもあり、徳島ヴォルティスとの交渉は難航していると伝えられていた。

 ところが、『TAsporten』は同選手のJリーグ行きがほぼ確実になったと報道。また、ノルウェー国内のジャーナリストも自身のSNSアカウントにおいて、オッドBKでのラストマッチをすでに終えていると主張している。現時点で、具体的な移籍先については明らかになっていない。徳島ヴォルティスとオッドBKの交渉の行方が気になるところだ。