ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、フランス代表FWベンゼマと契約延長へ!すでにオファーの準備完了

カリム・ベンゼマ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードは、フランス代表FWカリム・ベンゼマに対して、近いうちに契約延長のオファーを提示するようだ。1日、フランスメディア『10 sport』が報じている。

 現在33歳のベンゼマは、2009年夏にオリンピック・リヨンからレアル・マドリードへ完全移籍。加入当初は先発での出場機会に恵まれなったものの、直近数シーズンにおいては前線で必要不可欠な存在となり、2020/21シーズンもUEFAチャンピオンズリーグで9試合、リーグ戦で33試合に先発出場するなど、主力としてチームを支えていた。

 そして、同選手はおよそ5年半ぶりにフランス代表のメンバーに選出。今年6月に開催されたEURO2020(欧州選手権)では、グループステージ全3試合と決勝トーナメント1回戦・スイス戦で先発出場し4ゴールをマーク。しかし、チームはスイス相手にPK戦の末に敗れて大会を後にしていた。

 ベンゼマはすでにバカンスを終えてカルロ・アンチェロッティ新監督のもとで行われているプレシーズントレーニングに合流。2021/22シーズンの開幕にむけてコンディション調整を行っている。

 また、レアル・マドリード首脳陣は以前からベンゼマのパフォーマンスを高く評価。同選手との契約期間は来年6月までとなっているが、2023年6月までの新契約をオファーする準備はすでに整っているという。

 なお、レアル・マドリードは今夏にスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとフランス代表DFラファエル・バランが退団している。主力選手がクラブを離れる中、自身のキャリアにおいてピークを迎えているベンゼマにかかる期待は、さらに高まるはずだ。