明治安田生命J2リーグのギラヴァンツ北九州は31日、GK加藤有輝の戦線離脱を公式発表している。
加藤有輝は2016年に大宮アルディージャの下部組織からトップチームへ昇格したものの、数シーズンにわたり出場機会に恵まれず、昨季終了後にギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍により加入。GK吉丸絢梓のバックアッパーという立場で今シーズンに臨んでいたが、5月16日に行われた第14節・東京ヴェルディ戦で初めて先発メンバーに抜擢。そして先月26日の第20節・ジェフユナイテッド市原・千葉戦から4試合連続でゴールマウスを守るなど、レギュラーのポジションを掴みかけていた。
クラブの発表によると、同選手は今月27日のトレーニング中に負傷。検査の結果、右膝前十字靭帯損傷と診断されている。また、復帰までは6~8カ月を要する見込みとなっており、今季残り全試合を欠場することがほぼ確実となっている。
なお、ギラヴァンツ北九州はここまでリーグ戦23試合を終えて勝ち点19の獲得にとどまっており、J2リーグ残留争いを強いられている。小林伸二監督としては、新戦力の台頭を期待していただけに、加藤有輝の長期離脱は大きなマイナス材料となりそうだ。
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