明治安田生命J1リーグの大分トリニータは31日午前、鹿児島ユナイテッドFCからMF野嶽惇也を完全移籍により獲得したことを公式発表している。
現在26歳の野嶽惇也は、福岡大学をへて2017年に鹿児島ユナイテッドへ入団。プロ1年目からJ3リーグで27試合に出場すると、2018シーズンには主力として29試合に出場し、クラブのJ2リーグ昇格に大きく貢献。その後、2019年3月に右膝内側側副靭帯損傷という大怪我を負ったこともあり、2シーズンにわたり出場機会が減少。しかし、今季はここまでリーグ戦で13試合に出場していた。
同選手は大分トリニータへの加入について「この度、鹿児島ユナイテッドFCから加入させていただくことになりました野嶽惇也です。今回、このタイミングでオファーを頂き大分トリニータの一員となれることに本当に感謝しています。1日でも早くチームの力となれるよう熱く直向きに闘います。よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
また、鹿児島ユナイテッドのサポーターや関係者に対しては「この度、大分トリニータに移籍させていただくことになりました。こうしてシーズンの途中でチームを離れ、迷惑をかけてしまうことを申し訳なく思っています。それでも小さい頃から目標としてきたJ1の舞台での挑戦を、クラブが後押しして頂けたお陰でこの決断をすることができました」
「4年半という時間の中で昇格という最高の瞬間を味わえたり、なかなか試合に出られずもがいていた日々もありましたが、どんな時も共に闘い応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。生まれ育った鹿児島の大好きなチームを離れるのは正直寂しいですが、これからも粘り強く直向きに頑張っていきます。長くなってしまいましたが、これからも鹿児島ユナイテッドFCの応援、サポートをよろしくお願いします。チームは離れますが、これからも野嶽惇也のことも気にかけていただけたら嬉しいです。本当にありがとうございました!」とメッセージを送っている。
なお、大分トリニータは野嶽惇也の背番号が「28」に決まったこともあわせて発表している。
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