明治安田生命J1リーグのFC東京に在籍した過去をもつハノーファーの日本代表DF室屋成は、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)の開幕戦でベンチスタートとなる可能性が伝えられていたが、先発出場を果たした。
現在27歳の室屋成は、昨夏にFC東京からハノーファーへ完全移籍により加入。キャリア初となる海外挑戦だったが、移籍1年目の2020/21シーズンは右サイドバックのレギュラーとして、リーグ戦27試合で先発出場を果たしていた。しかし、ホルシュタイン・キールを契約満了により退団25歳のDFヤニク・デームが今月19日に加入。地元メディアは、デームがトレーニングから好パフォーマンスを発揮していることから、室屋成がベンチへ追いやられる可能性を指摘していた。
しかし、24日に行われた2021/22シーズンの開幕節・ベルダー・ブレーメン戦で室屋成はフル出場。くわえて0-1で迎えた56分には、相手ディフェンス陣の裏を突くパスを供給し、FWマービン・ドゥクシュのゴールをアシストしている。
なお、ブレーメンの日本代表FW大迫勇也はJリーグ復帰の噂がささやかれる中、この一戦で先発出場。ゴールこそ決められなかったものの、82分までピッチに立っている。また、この試合は1-1のドローという結果に終わっている。
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