チェルシーはドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得に乗り出しているが、サッスオーロのイタリア代表FWドメニコ・ベラルディも獲得候補に含めているようだ。20日、イタリアメディア『Sportitalia』が報じている。
現在26歳のベラルディはサッスオーロの下部組織出身であり、プロデビュー後も大半の時期をサッスオーロで過ごしている。また、2020/21シーズンはセリエAで28試合に先発出場して17ゴールをマーク。今夏にはイタリア代表の一員としてEURO2020に臨むと、3試合で先発メンバーに名を連ねて優勝に大きく貢献していた。
ベラルディはサッスオーロとの契約を2024年6月まで残している。しかし、EURO2020での活躍により注目度が上がると、チェルシーがサッスオーロにコンタクトをとったという。また、イングランド代表MFジェイドン・サンチョをマンチェスター・ユナイテッドへ放出したボルシア・ドルトムントもサッスオーロに連絡していることから、今後の展開次第では争奪戦に発展する可能性があるようだ。
チェルシーはハーランドの他にも、フィオレンティーナからユベントスへレンタル移籍しているイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの獲得にも動き、1億ユーロ(約131億円)のオファーを提示したとドイツ紙『ビルト』が報道。しかし、ユベントスはキエーザに対するオファーを一切受け付けない方針を固めている。
チェルシーは2020/21シーズンに監督交代がありながらもUEFAチャンピオンズリーグを優勝している。ただ、ドイツ代表FWティモ・ベルナーが一時期不調に陥っていたこともあり、前線のさらなる戦力補強に注力しているようだ。
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