明治安田生命J1リーグのガンバ大阪でプレーした過去をもつ東京五輪の韓国代表FWファン・ウィジョは、今夏にもリーグアン(フランス1部)のボルドーを退団する可能性があるようだ。14日、フランスメディア『maxifoot』が報じている。
ファン・ウィジョは2019年夏にガンバ大阪からボルドーへ完全移籍により加入。移籍1年目の2019/20シーズンはリーグ戦19試合に先発出場して6ゴールをマーク。そして2020/21シーズンはリーグ戦32試合で先発メンバーに名を連ねて12得点をあげるなど、主力に定着。そして東京五輪に臨むU24韓国代表には、OA(オーバーエイジ)枠で選出されている。
一方、ボルドーは2020/21シーズンのリーグ戦を12位で終えているが、深刻な財政難に陥ると、今月2日にリーグ・ドゥ(フランス2部)への暫定降格という措置を講じられていた。ただ、LOSCリールの元オーナーであるルクセンブルクの実業家が買収、経営改善計画をまとめたことにより、降格処分を免れている。
ボルドー首脳陣は今夏のマーケットで複数の主力選手を売却して4100万ユーロ(約53億円)以上の資金を捻出する方針を固めている模様。クラブとの契約を2023年6月まで残すファン・ウィジョも放出候補に含まれているという。
なお、同選手の獲得に興味を示すクラブに関しては現時点で報じられていない。東京五輪でのタイトル獲得に集中しているファン・ウィジョだが、五輪終了後の動向にも注目が集まる。
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