ブラジルサッカー連盟(CBF)は14日、東京五輪に臨むブラジルU24代表にロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のゼニト・サンクトペテルブルクに所属するFWマウコムを追加招集したことを公式発表している。
現在24歳のマウコムは、2019年夏にバルセロナからゼニト・サンクトペテルブルクへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ3試合、リーグ戦20試合に先発出場して3ゴール4アシストをあげていた。また、先月中旬に発表された東京五輪の代表メンバー18名には含まれていたが、ゼニト・サンクトペテルブルクが招集に応じない姿勢を見せたため、今月3日に発表された最終メンバー22名から外れていた。
しかし、ギリシャの強豪PAOKのMF香川真司とチームメイトであるMFドウグラス・アウグストがトレーニング中の負傷により代表チームを離脱。これを受けて、CBFはゼニト・サンクトペテルブルクからの許可を得た上でマウコムを再度招集している。
なお、ブラジルU24代表はグループステージでドイツ、コートジボワール、サウジアラビアと対戦する。フランスをはじめ複数の代表チームで招集拒否や負傷離脱が相次ぐ中、これ以上の五輪メンバー変更が行われないことを日本国内の多くのファンが望んでいるだろう。
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