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横浜FC、ブラジル人FW2選手獲得が正式決定と現地報道!新加入外国人は5名に

横浜FCのサポーター 写真提供:Gettyimages

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCでプレーしていたFWサウロ・ミネイロとFWフェリペ・ヴィゼウが、明治安田生命J1リーグの横浜FCへの移籍が正式決定したと、ブラジルメディア『TNT SPORTS』が14日に伝えている。

 サウロ・ミネイロは昨年9月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)のボルタ・レドンダからセアラーSCへ完全移籍により加入。移籍当初はベンチを温めることが多かったが、今季はここまでリーグ戦8試合で先発出場するなど本来のパフォーマンスを発揮。しかし、クラブが横浜FCと交渉に当たっていたことから、今月7日のセリエA第10節・フルミネンセ戦以降の試合で招集メンバーから外れていた。

 また、現在24歳のフェリペ・ヴィゼウはウディネーゼで出場機会に恵まれず、昨年10月にセアラーSCへレンタルにより加入。昨季はリーグ戦でわずか3試合の先発出場に終わると、今季も出場試合は第2節・サントスFC戦のみとなっており、これ以外の全試合でメンバー外となるなど厳しい立場に置かれていた。

 『TNT SPORTS』の報道によると、横浜FCはサウロ・ミネイロと3年契約を締結。また、セアラーSCに対して移籍金150万ドル(約1億6000万円)を支払うことで合意に達しているという。そしてフェリペ・ヴィゼウに関しては、ウディネーゼから来夏までの1年レンタルにより加入することが正式に決定したようだ。

 なお、現在J1リーグ最下位の横浜FCは、すでにFC東京からブラジル人MFアルトゥール・シルバをレンタルで獲得しているほか、ドイツ2部のザンクト・パウリから東京五輪のドイツU24代表GKスベンド・ブローダーセンを完全移籍により獲得するなど、大型補強を展開している。

 また、ブラジル1部のアトレチコ・ミネイロからブラジル人DFガブリエルを獲得することが濃厚となっていることから、外国籍選手を5名迎え入れることになる。これを踏まえると、昨季終了後にジェフユナイテッド市原・千葉からの加入したブラジル人FWクレーベが、今夏の移籍ウィンドウで横浜FCを去るかもしれない。