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ユベントス幹部、Cロナウド残留を強調「退団の意向を伝えられた者はいない」

クリスティアーノ・ロナウド 写真提供: Gettyimages

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは今夏残留に傾いているとみられるが、副会長を務めるパベル・ネドベド氏は同選手の残留を確信しているようだ。14日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 ロナウドはユベントスとの現行契約を来年6月まで残している。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響もありクラブの昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)にのぼっていることから、巨額年俸を受け取る同選手退団の可能性がささやかれていた。

 しかし、今月はじめにイタリア国内メディアが報じたところによると、選手サイドはクラブに対して2023年6月までの新契約締結を求めている模様。一転して同選手が残留するという見方が広まっている。

 その中、ネドベド会長はメディアインタビューで「クリスティアーノ・ロナウドから退団の意向を伝えられた者はいない。彼は我々とともにいるだろう。今、彼が休暇を過ごしているが、25日までにはここに戻ってくるだろう」とコメントを残している。

 なお、ロナウドはポルトガル代表の一員としてEURO2020に臨んでいたが、先月27日に開催された決勝トーナメント1回戦・ベルギー戦で0-1と敗れ、大会を後にしている。