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磐田、清水MF金子翔太の獲得発表!ライバルクラブ間で異例の移籍に

金子翔太 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのジュビロ磐田は14日、清水エスパルスからMF金子翔太を期限付き移籍により獲得したことを公式発表している。

 金子翔太は2014年に清水エスパルスへ入団。栃木SCへレンタル移籍の期間があったものの、ここまで清水エスパルス一筋のキャリアを歩んできた。しかし、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の就任により、今季はここまでリーグ戦でわずか2試合の先発出場にとどまるなど、序列低下が顕著に表れていた。

 同選手はジュビロ磐田への加入について「清水エスパルスから、期限付き移籍で加入することになりました金子 翔太です。シーズン途中にもかかわらず、熱烈なオファーをくださったジュビロ磐田にとても感謝しています。その期待に必ず応えるため、日々の練習、残りの試合で全力を尽くすことをお約束します。ジュビロ磐田のJ2優勝、J1昇格に貢献できるよう、自分の全てを捧げたいと思います!応援よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

 また、清水エスパルス退団については「このたび、ジュビロ磐田に期限付き移籍することになりました。4チーム降格というイレギュラーなシーズンの中、移籍を承諾してくださったクラブにとても感謝しています。今シーズン、なかなかチームに貢献できず、皆さんの期待に応えられなかったこと、自分の力不足を痛感しています。試合に出場した際には愛のある声援で背中を押し、試合に出ていなくても、30番のグッズを身につけ、応援してくださっていたサポーターの姿に心を震わされました」

 「皆さんの今までの声援は、僕の脳裏に焼き付き、全身に伝わっていて、今後の活力、エネルギーとして残り続けます!チームは変わりますが、少しでも気にかけていただけたら嬉しいです。エスパルスの幸運を誰よりも願っています」とサポーターにメッセージを送っている。

 静岡県内でライバル関係のある両クラブ間の移籍は極めて異例であるだけに、両クラブのサポーターの反応が気になるところだ。