レアル・マドリードは13日、来月8日にミランとの親善試合を実施することを公式発表している。
レアル・マドリードは2020/21シーズンを無冠で終えており、カルロ・アンチェロッティ新監督のもとで巻き返しを図る。また、長らくチームをけん引してきたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが退団。2021/22シーズンはブラジル代表DFマルセロがキャプテンに就任しており、先週からプレシーズントレーニングを開始している。
一方、ミランは2020/21シーズンのセリエAを2位で終えて2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得。しかし、シーズン終了後にトルコ代表MFハカン・チャルハノールがフリーでインテルへ移籍すると、正守護神のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマも契約満了により退団。主力2選手がチームを離れている。
新シーズンへの準備を進める中、両クラブは来月8日にオーストリアのクラーゲンフルトでプレシーズンマッチを行うことが決定。この試合では人種差別をはじめ様々な差別に反対するスローガンを掲げて開催されることになっている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、アメリカやアジアでのプレシーズンツアーは行われない。それでも、練習試合を通じての各クラブの構想や起用法などへの興味は尽きないはずだ。
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