ラ・リーガ レアル・マドリード

中盤の若返りが必至のレアル、ソシエダの東京五輪スペイン代表MFに注目か

ミケル・メリーノ: Gettyimages

 レアル・マドリードがレアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が報じた。

 レアル・マドリードでは主力として中盤を支えるクロアチア代表MFルカ・モドリッチが今年9月に36歳とキャリアの終章に突入。さらにはブラジル代表MFカゼミーロも来年2月で30歳となるうえ、ドイツ代表MFトニ・クロースも現在31歳とベテランの域に到達していることから中盤の世代交代が必至な状況となっている。

 そうしたなか、バルセロナも関心を寄せるメリーノに対して、レアル・マドリードが中期的なプランとしてリストアップしている模様。しかし、2025年夏まで同選手と契約を結ぶレアル・ソシエダは主力選手の売却を望んでいないことから契約解除金の6000万ユーロ(約78億8000万円)を要求すると見られている。

 オサスナでプロキャリアをスタートさせたメリーノはドルトムントやニューカッスルを経て、2018年夏からソシエダでプレー。高水準なパス精度にパワフルさ武器としているボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで、昨季は負傷期間がありながらもラ・リーガ26試合に出場して2ゴール4アシストを記録した。また、今夏に開催予定の東京オリンピックを戦うU-24スペイン代表にもオーバーエイジとしてメンバー入りしている。