明治安田生命J1リーグの浦和レッズは6日、6月20日に開催された明治安田生命J1リーグ第18節・湘南ベルマーレ戦に関する懲罰に対して不服申立を行うと公式声明を出している。
浦和レッズはこの一戦で東京五輪の日本代表バックアップメンバーであるGK鈴木彩艶が先発出場。試合は2-3で湘南ベルマーレの勝利という結果に終わっていたが、同選手が試合へのエントリー資格がないにもかかわらず、出場させていたことを先日の公式声明で明らかにしていた。その後、浦和レッズにはJリーグ規律委員会による調査をへて、始末書提出によるけん責処分にくわえて、湘南ベルマーレ戦の0-3の敗戦扱いにするという処分が下っている。
しかし、浦和レッズは「今回の処分内容には受け入れがたい部分があり、クラブとして不服申立ても含めた対応を検討してまいります」と懲罰内容を発表した際の公式リリースで不服申立てを示唆する文章を明記。そして今月6日に「いつも浦和レッズをサポートいただきありがとうございます。Jリーグより7月1日付で通告を受けた懲罰につきまして、クラブ内で検討した結果、正式に不服申立をすることを決定いたしましたのでお知らせいたします。近日中に不服申立文書を作成し、JFA不服申立委員会に提出いたします」と声明を発表している。
なお、鈴木彩艶はJリーグエントリー資格認定委員会への未申請により、先月23日に行われたJ1リーグ第19節・柏レイソルでメンバー外となっていた。
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