マンチェスター・ユナイテッドはフランス代表DFラファエル・バランの獲得にむけて、レアル・マドリードへコンタクトをとったようだ。3日、スペイン紙『アス』が報じている。
バランの去就を巡っては、レアル・マドリードとの現行契約が来年6月までとなる中、クラブ首脳陣が慰留に努めている。また、選手サイドにはすでに新契約のオファーを提示しているが、現時点でも返答がない模様。くわえてアメリカメディア『ジ・アスレチック』は、バラン本人が新たな挑戦を望んでいることから、契約延長には応じない可能性が高いと主張している。
一方、マンチェスター・ユナイテッドはすでにボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ獲得をほぼ確実なものとしているが、守備陣の新戦力としてバランをトップターゲットに掲げている。パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティなども移籍先候補にあがる中、レアル・マドリード首脳陣に対して連絡をとっているようだ。
ただ、現時点でマンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリードに対して正式なオファーを提示していない模様。くわえて、レアル・マドリードは依然として同選手の慰留に努めていることから、近日中のクラブ間合意に至ることはないようだ。
なお、バランは2011年夏にRCランスからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。セルヒオ・ラモスとともに最終ラインに必要不可欠な戦力としてチームを支え、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献してきた。今季も守備陣の主力として公式戦41試合に先発出場したが、チームは無冠に終わっていた。
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