ラ・リーガ レアル・マドリード

ミラン、マンUダロト巡りレアルと争奪戦か!再レンタルでオファーも…

ディオゴ・ダロト 写真提供: Gettyimages

 ミランはマンチェスター・ユナイテッドからポルトガル人DFディオゴ・ダロトの再レンタルによる獲得を望んでいるが、レアル・マドリードとの争奪戦を強いられるようだ。1日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

 ポルトガルの年度別代表に選出されるなど将来を嘱望されているダロトは、2018年夏にポルトからマンチェスター・ユナイテッドへ加入。しかし、昨季は公式戦11試合の出場にとどまったこともあり、昨年10月に買い取りオプションが付帯されていない1年レンタルという形でミランへ移籍。2020/21シーズンは公式戦34試合に出場して2ゴール3アシストをあげていた。

 ダロトはマンチェスター・ユナイテッドとの契約を2023年6月まで残している。ミランはマンチェスター・ユナイテッドとの交渉に当たっており、買い取りオプション付きの1年レンタルによる同選手の獲得を打診。しかし、マンチェスター・ユナイテッドは完全移籍による放出にのみ応じる姿勢を見せているようだ。

 その中、レアル・マドリードがダロトの獲得に向かう可能性が浮上。理由として、カルロ・アンチェロッティ新監督はエバートン指揮時に同選手に関心を寄せていたことがあるという。また、マンチェスター・ユナイテッドは1500万ユーロ(約20億円)以上のオファーが届けば、放出に応じるものとみられる。

 なお、レアル・マドリードはサイドバックの新戦力として、EURO2020の舞台で好パフォーマンスを発揮するローマのイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラに関心を寄せている。一方、ミランはダロトの再獲得が失敗に終わった場合、レアル・マドリードのスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラの獲得に向かうとのことだ。