ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは、スュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェ加入の可能性を否定していたが、ここにきて再びトルコ移籍の噂が駆け巡っているようだ。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在35歳であるジェコは、ローマとの契約を来年6月まで残している。また、先月にはフェネルバフチェ移籍間近とトルコ国内で報じられていたが、同選手の代理人がフェネルバフチェと交渉を一切行っていないことを明らかにしていた。
ローマのジョゼ・モウリーニョ新監督はジェコを来季の構想に含めている。ただ、現有戦力には満足しておらずストライカーの新戦力確保を望んでおり、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの獲得に向かっている。
その中、今季のスュペル・リグ覇者のベシクタシュがジェコに関心を寄せている模様。ベシクタシュはすでにローマに対してコンタクトをとるなど、獲得に向けた動きを見せているようだ。
なお、ジェコは今季途中までチームの中心選手として公式戦でゲームキャプテンを任されていた。しかし、今年1月中旬に行われたコッパ・イタリアベスト16のスペツィア戦で不戦敗の責任をとる形でチームマネージャーが解任されたことを巡り、パウロ・フォンセカ前監督と衝突。先発メンバーから外れる時期があったものの、今季は公式戦26試合に先発出場して13ゴール5アシストをあげている。
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