明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは30日、GKオビ・パウエル・オビンナが栃木SCへ育成型期限付き移籍することを公式発表している。
ナイジェリアと日本のハーフであるオビ・パウエル・オビンナはJFAアカデミー福島から流通経済大学に進学。北海道コンサドーレ札幌をはじめ日本国内の複数クラブによる争奪戦が展開される中、2019年8月に横浜F・マリノスへの加入が内定。入団後は横浜F・マリノスでの出場機会がない中、8月に栃木SCへ育成型期限付き移籍により加入。しかし、11月にAFCチャンピオンズリーグが中東で一極集中開催されることが正式に決まったことを受け、移籍に関するゴールキーパー限定での特例措置によりわずか2カ月で横浜F・マリノスに復帰していた。
同選手は今季、J1リーグ開幕節・川崎フロンターレ戦からリーグ戦5試合連続でフル出場。しかし、3月のインターナショナルマッチウィークを終えた後は、GK高丘陽平とのポジション争いで後れをとり、公式戦での出場機会がなかった。
同選手は横浜F・マリノスを離れることについて「このたび、栃木SCへ育成型期限付き移籍をすることになりました。どんな時も信じて応援してくれたファン・サポーターの皆さま、31番のユニホームを持ってスタジアムに足を運んでくれた方、応援メッセージを送ってくれる方、たくさんの人に励まされ、支えられながらプレーできる事が本当に嬉しくて幸せでした。F・マリノスに携わる全ての人への感謝の気持ちを胸に、覚悟をもって栃木で頑張ってきます。行ってきます!フォースと共にあれ」とサポーターにメッセージを送っている。
また、栃木SCへの再加入については「横浜F・マリノスから加入しましたオビ・パウエル・オビンナです。また栃木SCの一員として皆さんと共に戦える日がきたことが素直に嬉しいです。このクラブは自分にとって特別な場所です。一つでも多くの喜びと感動を皆さんに届けられるように頑張ります!スタジアムでお会いできるのを楽しみにしています。これからよろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。
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