プレミアリーグ リバプール

オランダ代表MFの後釜確保を目指すリバプール、ポルトガル代表MFをリストアップか

レナト・サンチェス: Gettyimages

 リバプールが、リールに所属するポルトガル代表レナト・サンチェスの獲得に興味を示しているようだ。イギリス『リバプール・エコー』が報じた。

 オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの退団が決定したことからセントラルMFの獲得を目指しているリバプール。そのトップターゲットに見据えていたボルシア・メンヒェングラートバッハのドイツ代表MFフロリアン・ノイハウスには3425万ポンド(約52億6000万円)の契約解除金が設定されていることから、関心が下火になっているという。

 そうしたなか、リバプールは過去にも関心を示したレナト・サンチェスの動向を注視しているようだ。その一方で、リールは現在開催されているユーロ2020で好パフォーマンスを披露している同選手の慰留は難しいと考えているとのことだ。

 ベンフィカでプロキャリアをスタートさせたレナト・サンチェスは、18歳でポルトガル代表デビューを果たすなど、複数クラブが関心を示すなかで2016年夏にバイエルン・ミュンヘンへ加入。だが、出場機会に恵まれず、スウォンジーへのレンタル移籍を経験して、2019年夏にリールに活躍の場を移した。以前のようなダイナミックなプレーを取り戻すと、今季はリーグ・アン23試合で1ゴール3アシストの成績を収め、クラブのリーグ制覇に貢献した。